常陸國の七つの名神大社は北斗七星〜破軍星を背に

名神大社を結んでできる図形について考えています。

■名神大社ネットワークと星座の地上投影〜関東地方編

名神大社は古代の官社であり、とりわけフロンティアの東国においては大和朝廷が立地や社殿の造営にまで深く関わったのではないか?と考えています。

時代としては大化の改新〜天智朝〜天武朝か?ネットワーク図から道教の影響を強く感じます。

立地としては峠や港など陸・海交通の要衝で、大宮から宇都宮を結んだラインなどは現代でも主要な道になっています。地理的なランドマークの意味合いもあったでしょう。

北斗七星のアルカイド・破軍星が鹿島神宮にあたるのも偶然には思えないのです。また、延喜式神名帳には筑波山神社が二座とあり、ミザールと伴星アルコルの関係と見るのは深読みでしょうか。

さらに酒列磯崎神社は、相模国一之宮寒川神社から方位角45°で鬼門にあたり、武蔵国一之宮氷川神社からは方位角60°で夏至の日の出方向に位置していることがわかります。

古の海人族の測量特殊能力が必要不可欠だったと想像しています。

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