『名神大社は天の星座を表すのではないか?
古代の官社である名神大社で、かつ一之宮である神社のみを線で結ぶと、たくさんの二等辺三角形や直角三角形が現れる。
(※プロット条件 A∩B【A:名神大社B:一之宮】とする)
そしてこれらは、ランドマークであるだけではなく、天の星座を地上投影しているのではないか?これまでの東国の名神大社とおなじように西日本編でも、特徴的なカタチがみえてきた。
東国では相模国寒川神社が夏至0時の北天のこと座のベガ【中国星座で織女】に対応し、北天の夜空を表しているのではないかと推察した。(常陸の七社=北斗七星など)
西日本でも、同じ直角を持つ五角形が現れて、淡路国の伊弉諾神宮を中心とみなし、さそり座のアンタレス【中国星座で心宿】に対応するのではないかと考えている。
五角形の一部を構成する
…古代祭祀族の忌部氏の関係も気になる。
【補足】
名神大社が紡ぐ星図についてはたとえば伊予国の名神大社はいて座・斗宿(南斗六星)で讃岐・阿波の名神大社はさそり座・尾宿あたりではないかと想像している。
ただ西日本は名神大社が大変多いため、星座との対応についてはまだ時間がかかりそうだ。また今後は名神大社ひとつひとつを丹念に調べることが必要だと考えている。
※距離は国土地理院測量計算サイトにより計測した。https://vldb.gsi.go.jp/sokuchi/surveycalc/main.html