乾符を握りで六合を総べ
天統を得て八荒を包ねたまふ。
ニつの気の正しきに乗り
五つの行の序を斉へ
神しき理を設けて俗に奨め、英れたる風を敷きて国に弘めたまふ
まさに陰陽五行を整えて国政にあたったことが記されている。その陰陽五行の調和の世界観を亀甲=七曜というシンボルが表している。
そして辰~戌のライン=神宮と大社を結ぶラインは日本独自のライン。日本古来の太陽信仰の聖なるラインだ。神宮方向を【日】、大社方向を【月】として七曜を組み、伝統的な信仰と陰陽五行との調和を表すものだと考える。
これらの考えを元に方位盤を独自に作成してみた。