神社がつくる列島星図はキトラ古墳の造営時期と関係するだろうか?そして古墳の埋葬者とも関係するのか?
天文図(星官・二十八宿)そして四神・十二支を壁画に描くキトラ古墳。
南方の守護【朱雀】と北方の守護【玄武】を列島星図に重ねるように神社を配置していることの根源的思想とおそらく同じだと思う。
列島星図は神話ともリンクする。
古事記の『国譲り神話』において、タケミカヅチがオオクニヌシに迫るシーン。
浜に剣の束を刺し、剣先に座るタケミカヅチ。
…なんとも不思議な表現である。
果たしてお尻は大丈夫なのだろうか???
タケミカヅチを祀る鹿島神宮は北斗七星のアルカイドに対応している。破軍星であり剣先星ともいわれる。
そう。タケミカヅチは剣先に坐する神なので大丈夫なのだ。