古事記『国譲り』でのシーン。
オオクニヌシに国を譲るよう迫るために派遣されたタケミカヅチ。
出雲国の伊耶佐の小濵に降り到りて、十掬の剣を抜き逆さまに波の穂に刺し立て、其の剣の前【さき】にあぐみゐ…
とあるが、突き立てた剣の先っちょに胡座をかいてとの描写はなんとも不思議だ。
以前の投稿で、常陸國の7つの名神大社は北斗七星を表すのではないか?と述べてきたが、
北斗七星のアルカイドは剣先星=破軍星であり、まさにタケミカヅチが祀られている鹿島神宮に対応するのだ。
古事記での剣先に座るタケミカヅチは北斗七星のアルカイド=破軍星であることを暗示させる
破軍星を背にして…まさに鹿島神宮の本殿は北向きなのである。